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告別式で





子どもの頃からずっとお世話になった伯母が他界した。

亡くなる一週間前に病室で会った伯母は、
よく食べて、よく喋った。
薬の影響でうつらうつらしたり、
夢と現実の区別がつかないこともあったが、
母や妹、私としっかり握手して、別れた。
生きて会えた最後だった。



告別式を終えて帰る時、母が私に言った。

「和尚さんがお経をあげてて、
戒名を言った時からお香の匂いが変わったよね?」

「あんたなら気付いてたかな?と思ってさ」

「あれはお義姉さんの魂が体から抜けたのかもね」

「いろいろ葬儀は出てるけど、こんなのは初めて」



確かにお香の匂いが変わったのは気付いていた。
しばらくすると元のお香の匂いに戻ったけど。

何て言うか…
何か髪の毛を燃したようなというか、
ある意味生臭いような焦げくさいような…?



いつも感じるのだけど、
お通夜と告別式では、空気感が全然違う。

変な話、お通夜はまだそれほど
悲しいとかさみしいとかがない。
まだ生と死のはざまにいる感じ。
どちらかというと「生」寄りかな?
命の最後の最後を
ご縁あった人たちと過ごすみたいな感じかな?


だけど告別式は違う。
お経も違うし、空気が変わる。
旅立つ人、現世に残る人の本当の別れ、
「もうこの世では会えない」という
覚悟を決める的な意味合いに思える。

告別式では心の奥から
じわじわと悲しさやさみしさが湧いてくる。



それにしてもあの匂いは何だったのかな?
魂が体を離れる時の匂いなのかな?

同じような体験をした方がいらっしゃれば、
話をしてみたいな…なんて思う。




 


伯母ちゃん、本当にありがとう。
迷惑、心配一杯かけたけど、
前向いて進むよ。

まぁるくなれずに頑固者のままの私だけど頑張るよ。

ゆっくりおやすみなさい、
また会おうね(^_^)/~


合掌





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[ 2017/08/02 ] ブログ | TB(-) | CM(0)

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